《8》応用力としての「即興性」とは、どういうことですか?

セラピーでは、想定外のこと、予測できなかったこと、不確実、事件、事故、共時性などが、関係してきます。そのとき、「型」として身に着けた「技」と「アート」だけでは、足りません。「即興性(improvisation)」が必要とされます。「即興のクリエイティビティ」が求められます。

それは、セラピストとクライエントとの両者を巻き込んだ「関係」についての即興であり、クリエイティビティです。想定外のことと取り組めるのが、プロの腕だと考えます。なぜなら、不確実、事件、事故は単にマイナスのことではなく、行き詰まりの打破、セラピーの新たな展開、癒しの糸口になることが、よくあるからです。

このコースでは、基礎から応用まで、包括的に学べるように、コースの中身を刷新して、よりよいトレーニングをご提供させていただきたいと考えています。セラピスト養成コースのご参加について、ぜひご検討ください。